7/13/2013

博多、山笠!お祭り衣装から透けてみる文化

昨日から、福岡は博多にきています(^-^)
久々の旅ブログ。今年は出張兼ねた国内旅が多いね☆

このタイミングでの福岡出張は、ほんっっっっとにナイス&ラッキー!
それは山笠があるから!!!!!!

出発直前は、
"山笠?美味しいんですか?(^O^)"
とリアルにfacebookコメントを返していたわたしが、はまってしまいました。

山笠とは、正確には博多祇園山笠(はかたぎおんやまかさ)という。
福岡県福岡市の博多区で毎年7月1日から7月15日にかけて開催される700年以上の伝統のある祭である。(Wikipedia情報)

園児からギャル男からお父さんからお祖父ちゃんまで、
一緒になって、
"おっしょい!おっしょい!"といって走り出し、どんどん担ぐ人が交代していくの。

近づいてくると、見てるだけでほんとカラダがじんっとするというか、熱くなる。
男の本気を感じるのです!

少しだけ見るつもりが、1時間夕日を浴び続けて見ていても全然飽きなかった。



町内会ごとで走るタイムを競い合い、早いタイムがでると観衆もホントにどよめく。
博多の友達によると、小さいときからずっと関わっていると街の長老も園児ともみんなと知り合いになるという。
ただの知り合いじゃなくて、"同士"になるんだね。



毎年7月1日〜15日はこのお祭りが続き、
これが終わると、その次の年の山笠を準備しだすという。
江戸時代の巻物に既に伝統行事として載せられていた程、長く根付いてる。
来年の大河ドラマは黒田官兵衛らしいし、より注目の行事です。

博多では、会社や学校も、山笠といえば公休。
「山笠がなきゃ博多じゃない」というのも納得。

博多の街中に飾り山(実際に山笠で稼ぐものではないけれど飾る為の山笠)が置いてある。

友達も、コレを見せたい!といってサザエさんの山笠を見せてくれました。





もちろんこのFASHION FLIGHTの読者なら気になるのが、この衣装。
どうして、こんなにお尻丸出しなの?(失敬!)

衣装について調べてまとめてみました。

成人して一人前と認められるとステータスシンボルといえる赤手拭てのごい)が交付される。
赤いのをつけていると、あの人は一目置かれている、と言う感じで尊敬できました。

赤いてのごいを付けている
山笠に参加する舁き手たちのスタイルは水法被(*みずはっぴ、上着のこと)に締め込み(*ふんどしの種類)という姿で貫かれ、足元は地下足袋と脚絆である。
江戸時代までは締め込み(ふんどし)一丁であった。
裸であることを理由に山笠の中止を求められた事もあったが、ハッピを着る事で継続させている。

締め込みの材質は大人と子供で異なる。
色は千代・東・西・大黒流では白、生成以外は禁止。
中洲・恵比須・土居流では黒・紺が多く子供用は白が多いが黒や赤が使われる場合がある。 
さらしの腹巻きをする場合があるが、必ず締め込みとは別々になる。
水法被は白地に流や町の名を意匠化したデザイン。
さらに。下記は抜粋ですが、驚くべき事実!
山笠を舁いていない平時には当番ハッピ(長法被、久留米絣)を着用する(この時は締め込みではなく半タコ、又は股引になる。)。この当番法被姿は6月1日から山笠終了まで背広と同等の正装とされ、結婚式など公式の場でもドレスコードとして着用が許されている。

正装!結婚式にこれって!(さすがにふんどしではないらしいけれど)

この他、舁き手は階級を表す手拭(てのごい)、役割を表す襷(ねじねじ)を装着、舁き縄を携帯(使わない時は締め込みに挟んでおく)、台上がりは指揮棒(てっぽう)を持つ。
言わば当番法被=タキシード、水法被=ユニフォーム、てのごい=階級章、ねじねじ=腕章、てっぽう=指揮棒に該当する。

Wikipediaさん・・・わ、わかりやすい。

総じてわかったこと。
この山笠は「伝統的な、町の中の縦社会」を表す場。
そこにかける町の人達の勢いと気合いは、半端ない!
女性はいっさい触ってはいけない。
これをフェミニスト達は起るかもしれないけれど、私は男女強みを活かした役目があるのは自然かなと思います。
もちろん、担ぎたい、自分は中身は男なのにと思う人がいたら、辛いかもしれないけれど・・・・

でも、山笠から見る九州の町文化を実感できて、大満足の2日間なのでした☆



残りの写真はその他観光♫ 
(仕事もちゃんとしたのよー!)
もちろん夜はとんこつラーメン!
もつ鍋をお勧めしていただいたのですが、暑すぎて残念!

キャナルシティ内

中州も変わらず盛り上がってる!みんな気さくに声をかけてくれるね。
博多ではデートに屋台を誘う事もあるという。密着できるから。きゃ♡ですね





かおりん行きつけのバーAfter the Rain にてホークスファンになりきる!




ライターでもある店長と。

博多では美人アナウンサーもホークスファンを公言していたりして
野球が小さい時から身近だった私には、すごく魅力的です。

では、博多の旅はまだ続く・・・!