7月2日にTEDxHANEDAのイベントに参加してきました。数週間前、Ted代表の方から突然「ソーシャルメディアチームにならないか」と連絡がきて、なにもかもが初めての参加。
TED自体、一時期友人とTEDで英語ディスカッションをしよう!という取り組みをしていたことがあります。みるものであり、自分がその中に入るということは考えたことがなかった!(ちなみに下記のトークは英語教材としてもビジネスや科学、自己啓発の教材としてもおすすめ。)
私は8年前からLunchTripというコミュニティ・イベントを運営するものとして、またコミュニティマネージャーという職種でご飯をたべているものとして、下記のことに興味がありました。
- TEDに関わる人たちのモチベーション。:TEDには「TEAM(運営側)」と「Presentator(プレゼンテーター)」と「GUEST(ゲスト)」があります。参加費も無料ですし、運営側もプレゼンターもほぼすべてが無料です。
- チーム運営の方法:300名ものボランティアが参加しているらしいけれど、なんで
- オーディエンスは誰なのか:うつっている人たちがみんな頭良さそうだけれどなんで?
- プレゼンテーターはどのように選ばれているのか、なんであんなにプレゼンうまいのか:みんなSteve Jobsか?というほどの上手。
TEDってご存知ですか?アメリカ発のプレゼンテーションイベントで、なんだかすごいステージで有名人が5分くらい登壇している。youtubeにあがっている動画が有名で、ご覧になったことがある方もいるかもしれません。
今回、私が依頼されたのはソーシャルメディアチーム中のインタビュアー。プレゼンテーションが終わったプレゼンテーターにインタビューをし、それを後でまとめてもらってFBやインスタグラムにアップするという形。私自身、最近ソーシャル専門の動画に興味を持っていたので、コンテンツを考えるのも楽しい。ぴったり♩
インタビューという特権を生かしてみんなに聞いて回ってわかったことを、まとめてみます。
1.TEDに関わる人たちのモチベーション
TEDのプレゼンに感銘を受けて何かしら関わり変わりたいと思うすごく多い。
「ゴミ拾いでもいいから関わってみたい。」「生のTEDプレゼンが見れなくても別に仕方ない、それでもこのすばらしいイベントに貢献したい」「すばらしい人材が集まっているので一緒にいるのが面白い!」という声をたくさん聞きました。人数比は男性の方が多いかな?
2. TEAM運営:
このチームは、Patrickというアメリカ人のTed代表が運営してるみたいなんです。わたしが連絡をもらったこの人です。
みんな普段は関係ない仕事をする普通のボランティア。外国語を話す人が極端に多いのも特徴。代表がアメリカ人ですし、それからプレゼンターも半分が外国人です。事前共有の資料だったりとか、スラックでの会話は外国人が1人でもいればそれに合わせます。一部、動画撮影は会社に依頼してるようですが、それも6-7割が外国人。日本人は英語の堪能なひとしかいない印象でした。
イベント中、オーディエンスは対しては通訳はあるとは言え、現場で楽しむには英語は必須かな。スタッフの会話もほとんどが英語です。
イベントを通して、「TEDは雰囲気がいい、すばらしいコミュニティ」という言葉をボランティアからもプレゼンテーターからも何度も聞いたのですが、つまりは違いや新しいアイデアを受け入れる雰囲気があるということだと私は理解しました。日本でも海外でも、外国に住んだことがある人は違いを受け入れるスピードが違います。
スポンサーであるJALからも、CAさんがイベント運営に参加!
3. オーディエンス:
観客として参加している方も、インテリなかたばかり!というのが印象。聞いた限りスポンサーがかなり多かった様子です。東大の研究者とそのゼミの大学生で、関連のテーマが話されるので招待をもらった、という方もいました。
4. プレゼンテーター:
プレゼンテーターは代表のPatrickが選んだ人。有名な人もいれば、無名な人もいます。Patrickは外国人で、かつ何百何千ものプレゼンテーションをみているので、日本では新しいアイデアでも、PatrickがNoといえば選ばれないそう。年間何十も、TEDに出たい!という売り込みがあるそうですが、基本彼の判断で決定するそうです。
プレゼンテーションは、スライドの使い方、言葉だけではないダンスや運動などのプレゼンなど、かなり人によって差があります。日本人でも英語で話し手もいいし、外国人でも日本語で話してもOK. 正直難しすぎる内容の人もいましたが、ほとんどの人が、引きつけられるプレゼンテーション。
実はこれ、事前にワークショップがありプレゼンのメッセージのまとめ方や話し方について代表が指導しています。「最初は方向性が全く変わったが、ワークショップで指導があったおかげで発表できた。代表の方に感謝している!」という声が多くのプレゼンテーターから聞こえました。最初からあんなにプレゼンうまい訳ではないのね!そしてそのワークショップ、うけてみたいな。
5. スポンサー
TEDxTokyoは全くお金をもらっていないのようですが、今回私が参加したTEDxHanedaは三菱商事とJALがスポンサーになっていました。
あれだけの大きなイベントの装飾、そしてフード、また録画関連の会社への支払いなど、結構金額はかかってるように思います。
三菱商事の社会貢献部の方が紹介された、Tomoeさん(右)。ブラインドスポーツGOALについて登壇し、実演されました。
今回のテーマ自体もFlying TogetherとJALとの関係を強く意識したものだったと思われます。
それ以外にも、フードの会社がたくさん!pinkberryのヨーグルト、おいしかったなあ
次回は、終了後!TEDの終わった後のパーティがすてきだったので、それについてレポートします。
乞うご期待!