イタリアの続きです。
さて、海に浮かぶ船を見ることはできるのか?というのは、
このランペデューサ島ツアーの最大のポイントでした。
・カラッカラの晴れ
・この島全体が石灰岩でできていること(砂のところじゃダメ)
・波が穏やか
・風が静かで、船が動きすぎない
などと、いろんな条件が重ならないと見えないらしいこの浮いて見える船。
3日かかったんですw
少々長いですが、次に行く人の参考になる点もあるかと思うので、お付き合いください。
まず1日目。
意気揚々とボードに乗るわたしたち。
私たちを載せた若い船主アントニオに運転はお任せ。
モデル役の船まで連れていくけれど、少し曇っているため、見えず・・・
曇っていても、波があっても船の底の影は見えないんです。
モデル役の船に乗る男の子までなぜかモデルポーズをしている。笑
他の場所に行ってもう一枚。
うーん。。。
その他にも2箇所くらい回ったけれど、やっぱりだめ。
だんだんテンションが下がってくる私たち。
そこで、アントニオ、閃いた!
「こいつらを洞窟へ連れてってみよう。」
ぶおーん!
「ここだよ!」
おお✨
綺麗な洞窟と綺麗な 水。
ちょっと満足^^
1日目は見れずに終了。
2日目。
はりきって船ぶおーん!!
で も・・・昨日より天気がいまいち。
そして・・・
カメラをモデル船に向けた私たちは、妙に他の船から注目される。
「おーい!お前ら、何やってるんだ?」
「バーベキューやってるから、肉と魚あげるよ!」(母、受けとる)
このシチリアソーセージめっちゃ美味しかった!
そう、他の船のお客さんの目的は、写真ではなくて、お酒を飲んだりご飯をつまみつつ
日焼けしたり、泳ぐことを楽しむもの。
この浮かぶ船がみえるかどうか!?を気にしているのは私たちだけみたい。
だからその船から見たら、
みんなが一斉方向に向いてカメラを向けている日本人の姿は、
ええ、とても変わってるんです。笑
「モデル船の人、あいつ何モンだよ!?」みたいな感じでしょう、多分。
そんな彼らにいろいろ船越しに話しかけられているうちに、
もちろんわたしも気持ち良い海に入りたくなり・・・
他の船からのヒューヒューな応援に調子に乗り・・・
(母の反対を押し切ってw)
この日は服のまま、じゃぼん!!
んーきもちい♩
ここのお湯、温泉 まではいかないんですが、あったかいんです。
わたしが入っていたら、アントニオとモデル船の男の子も入って、
母やみなさんに見守られながらパシャパシャw
水に入ると人は純粋になるねw
島の人はイタリア語しかできないのですが、
わたしの初級スペイン語を発音を変えてみると結構通じる!
楽しかったw
イタリア語ペラペラのガイドさんが船の上から通訳もしてくれましたw
さらに、船に上がって暇そうな私を見かねてか、船を運転させてもらえることに!
アントニオ、なんでそんなに心配そうなんだ・・・
そしてアントニオ、なぜアメリカパンツなんだ・・・
こんなことをやっているうちに2日目のボート時間終了。
この日はイルカも見えるかもしれないと沖まで出たけれど、結局会えずじまいでした。
3日目!
今日は雨の予報だったけれど、快晴!
この日はボードを予約していなかったので、崖の上からみてみることに。
すると・・・浮いてる(歓喜)!
ねえ、お母さん、浮いてる!!
で、3日目になってPCでよく写真を見返してみると。
1日目の写真も、結構浮いているものがある✨✨
ほら
ほら!
ほら!!!
3日目では本当にくっきりと達成。
こういうの「〜な写真を撮影する」というツアーは初めてだったのですが、
ガイドさんが撮影条件を気にしながら、いろいろと最善を尽くしてくれていました。
通訳ガイドの資格を持っている身としては、ガイドさんの技量に関心しっぱなしでした。
実際もし浮いて見える船が見れなくても、、他にもいろんなアクティビティーが挟まれていたので、もういいなと思っていました。
私としては気持ちいいビーチで泳げたこと自体がすごくいい思い出だし、本当に気持ちよかったから。
それで気が楽になってよかったのかなw?
これから行く人に伝えたいこと。それは、
「浮いた船をみえるかみえないかは運命。でも、それ以外にも島自体、海自体を楽しめるよ!!!」ということです。
特に、
島のシンプルな暮らしや、イタリア人のバケーションの取り方は、見てて学びが大きかったよ。
次回以降はそれらについて書こうと思います^^
| 浮いた船をバックにして。(後ろに落ちたらさようなら・・・! ) |